プロフィール

林田 浩司【院主】

 

資格:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師【国家資格】

   長野式臨床研究会認定 準マスター

           臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー

           PNT(Psychological  Nutritional Therapy :心理栄養療法)トレーナー

   ヘルパー2級

           

 

参加研究会:長野式臨床研究会 準マスター認定

      臨床分子栄養医学研究会 (カウンセラー認定

      PNT(Psychological  Nutritional Therapy :心理栄養療法)(トレーナー認定

  

さくらストーリー

 

私は、身内に鍼灸師がいるわけでもありません
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歳を過ぎ鍼灸を志すまで、鍼灸を受けたことすらありませんでした
そんな鍼灸と無縁だった私が、どうして鍼灸師になろうと思い、
この仕事に力を注ぐようになったか、
ご紹介させていただきます

<鍼灸の道を志すまで>
私は大学を卒業して、一般企業に就職しました
出世を目指し、115時間16時間と馬車馬のように働きますが、
的外れの努力では成果がでるはずもなく、
敢え無く出世のレールからは外れてしまいます
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歳を過ぎ、体力・知力ともに日々衰えを実感するようになり、
このままでは無力な生き方にしかならないと、危機感と不安が募っていきました
転職を考え始め、自分の生き方を棚卸しした時に、
「自分はこの人生で何がしたいのか?」「自分が生まれてきた目的は何か」と問うようになります
時間に追いまくられてお金を稼ぎ、美味しいものを食べ、美しいカタチを求めるだけの人生でいいのかと・・・

胸に芽生えてきたのが、
「もっと人を支えたい」

「人に対して一過性でなく、本質的に役に立つ仕事がしたい」
という思いでした
まだ30代前半、人生を再構築するなら早いに越したことはないと考え、
転職・再挑戦の為に、錆びついた頭を鍛え始めます
私の取った方法は、速読訓練と一日一冊の読書と要約&書評、
そして1時間の名文朗読でした

会社を辞し、次に目指した職は、人を支える臨床心理士となって

カウンセラーになることでした
臨床心理士の資格をとるためには、大学院で心理学を学ばねばなりません
そこで、大学院を目指すべく、3年時からの大学心理学部編入を試みます
しかし凝り固まった頭には学部編入試験の壁すら厚く、みごとに不合格


<鍼灸の道へのきっかけ  ---  一冊の本と出会う>
不合格通知を受け取って1週間後、

敗北感のままぶらりと入った本屋を歩いていますと、
ふと気になる背表紙が本棚に光ります
それが「手で癒す」という本でした
手に取ると、数十人の東洋医学治療家の体験が書かれています
うつ病になった人を、鍼灸マッサージで大きく改善できた例まで読み進めたときです、「これだ!!」と目の前がパーッと明るく開けていきました

その日のうちに、臨床心理士になることをスッパリ諦め、

鍼灸学校に進む決心を固めました
あくる日から、鍼灸学校と鍼灸医学の情報収集に、

時の経つのも忘れて没頭します
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年後の春には、鍼灸学校で鍼灸医学の勉強を始めることとなりました

<壁に当たる --- 特別な才能がないと、よい治療はできないのか?>
鍼灸学校を出ただけでは、よい鍼灸施術はできません

学校の勉強以外でも、鍼灸の勉強会に参加したり臨床の場数を踏んだりして、

腕を磨く努力が必要です。

私はさいわいにも、知りあう先達・先輩がたに恵まれました。

その方々が次々と成果を上げ、患者さんを喜ばせていく姿に憧れ、

私も入学以来、臨床に座学にと渾身の努力を続けてきました。

しかし、数年たっても自分の施術の腕が思うようにあがりません。
いつしか、「特別な才能がないと、いい治療はできないのか?」

「特別な才能などなくとも、誰がやっても効果が出る治療はないのか?」

と考えるようになったのです。


<壁突破------長野式鍼灸法を学ぶ>
2007年2月より、長野式鍼灸治療法を学び始めました。

長野式に基づいて鍼灸を行うと、今まで私の腕では全く歯が立たなかった長年の痛みが、

みるみる良くなっていくではありませんか。

数十年も膝・腰の痛みに悩まされてきた高齢者の方も、笑顔を取り戻されていきます。

関節や神経の痛みに留まらず、風邪や肝硬変、婦人科疾患といった運動器以外の患者さんも、

劇的にあるいは着実に快方に向かわれました。
私の腕が急に本物になったのではありません。

私の取った方法が、本物だったのです。
そこで考えました。
「才能のない自分がやって効くのだから、だれがやっても、患者さん自身が自分にやっても、

このツボの組み合わせは効くはずだ」
患者さんに自宅でお灸でやってもらいますと、
「痛みがぶり返した時も、自分でお灸をして楽になりました!」
と嬉しい報告を次々と聞かせてくれたのです。
もちろん、全てが鍼灸で治るわけではありません。
重度のガンや、高熱疾患、中枢神経疾患などの場合は、鍼灸にかかるのではなく、

病院での受療が最優先です。
他にも、お腹や胸、頭の症状には、最初はかかりつけの医療機関で診てもらうのがベストです。
ですが、「病院で長く治療をうけているけど、なかなか変わらない・・・」という場合は、
鍼灸を受けてみると、希望が開けてくることも大いにあります。


<本当の治癒をめざして----鍼灸院で鍼灸師が治すのではなく、自宅で自分で治す>
治療をさせていただくなか、患者さんからよく聞く言葉があります。
「忙しいので、鍼灸院に行く時間が作れない」
「遠いので、鍼灸院に行く時間が作れない」
「自宅で自分でケアできたら、どんなにいいか」

その痛切な求めに応えてくれるのが、お灸です。
自宅で適切なツボにお灸を続けていけば、

鍼灸院にいく回数は最小限に抑えながらも、
体調はどんどんよくなっていきます。
そのためにも、当院は、患者さんが自分でお灸ができるよう、

ツボの場所を丁寧にお伝えしています。
具体的には、毎回の施術後、お灸の目印となるよう、身体のツボにマジックで印を書いたり、絆創膏を貼ったりしています。


本当の治癒とは、医療者が患者さんを治すのではありません。
患者さんの内にある治癒力が患者さん自身を治すのです。
鍼灸師にかかることで病が治ったとしても、鍼灸師はそのきっかけにすぎず、
その人が本来持つ治癒力に、種火をつけたにすぎません。
患者さん自身の治癒力を最大限にひきだせるのは、鍼灸師でも医者でもなく、その人自身なのです。
それを可能にするのがお灸であり、もうひとつ大切なのが「食」です。
この2つがそろう時、驚くほど強力な回復のスイッチが入るのです。

私が目指す鍼灸院は、「病を治す場」というよりも、
本質的には、「自分で自分を治すための情報を、患者さんが得る場」であります。

ですので、理想の治療は、
「鍼灸を受けたら、治りました」 ではありません。

「教わったツボに、自宅で自分でお灸をしたら、治った!」
「教わった食習慣・生活習慣に変えたら、治った!」
 
これが、当院の目指す施術です。

こうした考えをもとに、皆様に健康の喜びを感じていただけるよう、

鍼灸施術にあたってまいります。

                   さくら鍼灸院 院主  林田浩司

 

 

 

 

 

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